【葬送のフリーレン1期5話感想】「死者の幻影」——ハイターの言葉とヒンメルの言葉に、泣かされ続ける回

アニメ・漫画談義
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電子コミック大全運営です。今回はアニメ「葬送のフリーレン」第1期5話「死者の幻影」の感想を語ります。記事を書くために見返したのですが、涙が止まらなくて大変でした。それくらい刺さる回です。

⚠️ この記事はアニメ「葬送のフリーレン」第1期5話「死者の幻影」のネタバレを含みます。未視聴の方はブラウザバック推奨です。

5話「死者の幻影」ざっくりあらすじ

旅の途中、フリーレンたちはある村で魔物アインザームの被害に遭遇します。アインザームとは、対象の記憶を読み取り「大切な死者」の姿と言葉を再現して現れる魔物。幻影はその人が知っている言葉を使って語りかけてくるため、非常にリアルで心理的な罠として機能します。

フェルンの前にはかつての育ての親・ハイターの姿で、フリーレンの前には旅の仲間だったヒンメルの姿で現れる。自分が最も大切にしていた人の幻影を前に、二人はどう戦うのか。そして、新しいパーティメンバー・シュタルクが初登場する回でもあります。

アインザームという魔物の恐ろしさ

アインザーム
出典: ©山田鐘人・アベツカサ/小学館・「葬送のフリーレン」製作委員会

アインザームの脅威は、戦闘力ではありません。相手の記憶を読み取り、もっとも大切な死者の姿をそっくり再現してくる——これが本当に怖い。

たとえ「これは幻影だ」と頭でわかっていても、愛した人の声で、愛した人の言葉で語りかけてくる存在に杖を向けられるか。それがアインザームの本質的な強さです。情報を「武器として利用する」のではなく、相手の最も柔らかい部分に直接触れてくる。こんな魔物、倒せる気がしません。

フェルンとハイターの回想——涙腺崩壊

ハイター
出典: ©山田鐘人・アベツカサ/小学館・「葬送のフリーレン」製作委員会

この回で一番心を掴まれたのが、フェルンとハイターの回想から始まる一連のシーンです。

ハイター「いい子にしていないと、死んだ後に化けて出ますからね」
フェルン「ハイター様、私が悪い子になれば、化けて出てきてくれるのですか?」
ハイター「あなたがいい子でいたら、少しくらいなら化けて出てもいいかもしれません」

この回想だけで、ふたりの関係の深さが伝わってきます。ハイターがどれだけフェルンにとって大切な存在だったか、フェルンがどれだけハイターを頼っていたか。そして「化けて出てきてほしい」と思ってしまうフェルンの寂しさが、この短いやり取りに全部詰まっている。

そして、アインザームがハイターの姿でフェルンに語りかける場面。

「あなたがいい子でいたから、少しだけ、化けて出ることにしました。」

回想の中の言葉と、完全にリンクしている。アインザームはフェルンの記憶を読んで、最も心を揺さぶる言葉を選んで発している——それがわかっていても、この言葉には胸を撃たれます。

自分がその場にいたら、絶対に撃てないと思う。大切な記憶と完全に一致した言葉を、その人の声で言われたら。頭では幻影だとわかっていても、体が動かない。フェルンの気持ちが痛いほど伝わってきます。

複雑な気持ち——許せないけど、見られてよかった

アインザームはフェルンの大切な記憶を「武器」として利用してくる。それは許せないことです。こんな形で使われたら、と思うと怒りも湧いてくる。

でも同時に、あの回想が見られたこと自体は嬉しかった。ハイターとフェルンの関係が、あの短いやり取りの中に凝縮されていて。アインザームがいなければ見られなかったシーンです。怒りと嬉しさが両方ある、複雑な気持ちになります。

フリーレンとヒンメル——短い言葉に宿るもの

ヒンメルとフリーレン
出典: ©山田鐘人・アベツカサ/小学館・「葬送のフリーレン」製作委員会

フリーレンの前に現れたのは、ヒンメルの姿。前回の4話ではフランメが「大切な人」として現れていたけれど、今回はヒンメル——と気づいて、思わず心の中でひそかに喜んでしまいました。「ヒンメルが一番大切だった人ってこと……!」と。

そして、このやり取り。

ヒンメル(アインザームの姿で)「フリーレン、撃て」
フリーレン「そうだね、ヒンメルならそう言う。」

たった二行のやり取りです。でも、ここに詰まっているものが多すぎる。

フリーレンはヒンメルをよく知っている。ヒンメルがどういう人間で、どういう言葉を選ぶか。だからこそ、幻影の言葉が「ヒンメルらしい」と理解できる。そして「ヒンメルならそう言う」と言いながら撃つ——そこにあるのは悲しさだけではなく、ヒンメルへの深い理解と信頼です。

フリーレンは長い時間をかけてヒンメルのことを「わかってきた」と繰り返してきたけれど、この一言でその深さが一気に示される気がして。本当に泣けます。

シュタルク初登場——新しい旅の始まり

シュタルク
出典: ©山田鐘人・アベツカサ/小学館・「葬送のフリーレン」製作委員会

感情的な場面が続くこの回ですが、もうひとつ重要な出来事があります。シュタルクの初登場です。

フリーレンとフェルンのパーティに新しい風が加わることで、物語は新しい局面に入っていきます。感情的に重い内容の中に、新しい旅の予感が同居している——そのバランスも、この回の見どころのひとつです。フリーレンを観るなら、絶対に外せない5話だと思います。

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まとめ

「葬送のフリーレン」第1期5話「死者の幻影」は、アインザームという魔物を通じて、フェルンとハイター、フリーレンとヒンメル、それぞれの「大切な記憶と別れ」が描かれる回です。短いやり取りの中に込められた感情の密度が高くて、見るたびに発見がある。シュタルクの初登場でもあり、フリーレンを観ているなら外せない1話です。

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※本記事はアニメ「葬送のフリーレン」第1期5話「死者の幻影」の感想・考察です。作品の著作権は山田鐘人先生・阿部司先生・小学館に帰属します。記事内で引用している画像の著作権も各権利者に帰属します。

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