マイホームヒーローを語る——知略と狂気でヒーローになったサラリーマンの、怒涛のクライム漫画

アニメ・漫画談義
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電子コミック大全運営です。今回は「マイホームヒーロー」を語ります。全26巻、読み始めたら止まらなくなるクライムサスペンス漫画です。「家族を守る」ただその一点のために、ミステリー好きの平凡なサラリーマンが知略と狂気で半グレ組織と戦う。設定を聞いただけで面白いのに、読んだらさらに面白い。そんな作品です。

あらすじ

主人公は鳥栖哲雄——ミステリー小説が趣味の、どこにでもいる平凡なサラリーマン。

哲雄
出典: ©山川直輝・朝基まさし/講談社

ある日、娘が交際している男性の正体を調べるうちに、その男が危険な人物であることを知る。娘と家族を守るために、哲雄はその男を「殺す」という選択をしてしまう。

しかし問題はそこからだった。殺した男は、凶悪な半グレ組織と深い繋がりを持っていたのだ。失踪した仲間を探す組織の追跡が始まり、哲雄は妻とともに必死の隠蔽工作を進めながら、じりじりと迫る組織と向き合っていくことになる——。

愛読してきたミステリー小説の知識と、追い詰められた人間が発揮する異常なほどの頭の回転だけを武器に、普通のサラリーマンが家族を守るために戦い続けるクライムサスペンス漫画です。

この設定がまず天才すぎる

「ミステリー好きのサラリーマンが、娘を守るために殺人を犯してしまう」——この出発点だけで、もうつかまれますよね。

哲雄は強者でも、特別な訓練を受けた人間でもない。ただの普通のサラリーマンです。でも追い詰められた極限状態の中で、趣味で読み込んできたミステリー小説の知識を武器に、プロの犯罪組織に立ち向かっていく。

「知識×追い詰められた普通の人間」という組み合わせがここまで面白くなるのか、と読むたびに驚かされます。特別な才能も、強い体もいらない。ただ「家族を守る」という動機と、頭の回転だけで戦う。その設定のシンプルな強さが、この漫画の根っこにあると思います。

日常と非日常のギャップが狂気的

この作品の最大の怖さのひとつが、日常と非日常のギャップだと思います。

殺人を隠蔽した直後に、何事もなかったように家族と笑って過ごしている哲雄。そのシーンを見るたびに「狂気だ……」と感じるんですが、同時に「実際、人ってこんなもんなのかな」とも思ってしまう。

取り返しのつかないことをした後でも、日常は続く。ご飯を食べて、笑って、家族に「ただいま」と言う。その「普通さ」の描き方が、この漫画の異常なリアリティを生み出しているんだと思います。フィクションなのに妙に生々しい——その感覚が読んでいてずっと纏わりついてくる。

鳥栖哲雄の頭の良さが気持ちいい

マイホームヒーロー
出典: ©山川直輝・朝基まさし/講談社

この作品の最大の快感は、哲雄の頭の良さ・機転の利き方にあります。

追い詰められた状況で、どう切り抜けるか。どんな罠を仕掛けるか。どう相手を出し抜くか。ページをめくるたびに「そんな手があったか……!」と膝を打つ展開が連続します。

ミステリーを愛読してきた読者ほど「この知識の使い方、わかる!」とニヤリとできる仕掛けが随所にあって、読んでいて純粋に気持ちいい。ただのサラリーマンが、プロの犯罪組織を相手に互角以上に渡り合っていく爽快感。これが全26巻を一気読みさせる力の源泉です。

強敵・窪の存在感が半端ない

窪
出典: ©山川直輝・朝基まさし/講談社

そして忘れてはいけないのが、半グレ組織のボス・の存在。

哲雄のことを一目置き、執着していく窪のキャラクターが本当に良い。単純な悪役じゃなく、哲雄という存在そのものを面白がって、どこかゲームを楽しんでいるような複雑さがある。

ただのサラリーマンがプロの犯罪組織に立ち向かう——その構図が成り立つのも、相手側に窪というキャラクターがいるからこそだと思います。哲雄の頭脳が映えるのは、窪という強大な壁があるから。この二人の対立が、この作品に唯一無二の緊張感を生み出しています。

「ヒーロー」という言葉の重さ

マイホームヒーロー3
出典: ©山川直輝・朝基まさし/講談社

タイトルの「マイホームヒーロー」——最初はシンプルに「我が家を守るヒーロー」という意味だと思っていました。でも読み進めるほどに、その言葉の重みが変わっていく。

やっていることは犯罪です。でも哲雄がやっていること、目指していることは一貫して「家族を守る」ただそれだけ。その一点において、彼はれっきとしたヒーローだと思う。

自分の手を汚しながら、家族のために戦い続けるサラリーマン——普通の人が「ヒーロー」になるとき、それはこんなにも痛くて、狂っていて、そして美しいんだと感じさせてくれる作品です。

全26巻、絶対に一気読みしてしまう

とにかく怒涛の展開で、本当に飽きません。1巻を読んだら止まらなくなって、気づいたら最終巻まで読んでいる。そういう漫画です。

アニメ化もされていますが、原作漫画の情報密度と展開の速さは格別。クライムサスペンスが好きな方には自信を持っておすすめできる作品です。

原作漫画をお得に読む方法

マイホームヒーローの原作漫画は電子書籍で読むのがおすすめです。

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まとめ

「マイホームヒーロー」は、平凡なサラリーマンが家族を守るために知略と狂気で戦い続けるクライムサスペンス漫画です。追い詰められた人間の底力、日常と非日常の狂気的なギャップ、哲雄の頭脳戦の爽快感、強敵・窪との対立——全26巻、怒涛の展開で最後まで飽きさせない傑作です。まだ読んでいない方はぜひ1巻から。絶対に止まらなくなります。

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